
お昼にのり弁を食べながら、のり弁について考えた。
のり弁には二つの特徴があると思う。
ひとつはメインがないということ、二つ目は、丼、つまり単品料理なのか、複数の料理なのかがはっきりしないということだ。
メインがないということは、ハンバーグ弁当と比べればすぐにわかるだろう。
のり弁には揚げ物を基本としてさまざまなおかずが入っている。
しかし、ハンバーグ弁当のハンバーグのような明確な中心はない。
名称から類推して「のり」がメインだというのは、誤りのように思う。
それはひとつの大きな特徴ではあっても、食事のメインではありえないだろう。
次に単品なのかどうかだ。
普通に考えればおかずとご飯という構成だろう。単品ではない。
しかし、
RanRanのBig丼というものが存在する。
これはのり弁以上にいろいろなおかずが載せられた「丼」だ。
こうなってくると、「丼」って何だ!?と思えてくる。
ん?じゃあ天重は!?
……
ここは、「弁当は弁当でひとつのものだ」ということで終わりにしよう。
そしたらメインだとか単品かどうかなんてどうでもよくなるではないか。
何とも大変なのり弁だった。